私の仕事
若きプロジェクトリーダーとして真のニーズを引き出し、解決へ導く。
― 入社されて7年ですが、どのような業務に携わってこられたのでしょうか?
入社後は、スマートフォンアプリで操作や会話ができるコミュニケーションロボットの、アプリ開発に関わっていました。
その後、ビッグデータを扱うプロジェクトに異動となり、それから2、3年は開発担当としてクラウドサービスを使った大量分析処理やAPI構築に携わりました。直近2年間は自動車メーカー向けのシステム開発プロジェクトのリーダーとして、要件定義など上流工程を含めた全工程に携わっています。
― 入社後、すぐに開発に携わるというのは、難しかったのではないでしょうか?
最初はアプリの文字修正のような小さなところから始まり、修正やテストの方法など教えてもらいながら、自分でも勉強を続けて徐々にステップアップしていきました。
クラウドサービスを使った大量分析処理やAPI構築の開発は、四苦八苦という状況で経験豊富な方の隣で教わりながら少しずつ前に進むという感じでしたが、年齢が近いメンター的な方もいましたので、いろいろ相談していました。当時の開発では自力で解決することはなかなか難しいので、ここまでは自分で調べる、ここからは聞くという見極めが大事でしたね。
― 仕事をする上で求められるものは何だとお考えですか?
お客様が何をしたいのか真の目的を理解することです。最近あったことですが、当初お客様からはセットするデータを変える、という単純な指示をいただいていました。その際に、上司のアドバイスから「どうしてデータを変えるのか?」という風に掘り下げて確認すると、実際は表の見た目を変えたい、という目的が見えてきました。結果的に、当初の想定していた対応だけでなくその目的に合った方法を新たに提案する必要が出てきたことから、言われたことをそのままやるのではなく、真の目的を理解することが重要だと学びました。