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人を知る

クラウドコンピューティングのオールラウンダーになる。

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Web・オープン・モバイル系
プロジェクトリーダー

2017年新卒入社

セキュリティサービス コンサルタント
シーイーシーを選んだ理由

決め手は、独立系のSIerらしく
幅広いビジネスに関われること、そして風通しのよさ。

― なぜIT分野に興味を持ったのですか?

大学で専攻していた実践心理学のゼミで、統計分析ソフトを使ったことがきっかけです。フィールドワークやアンケート調査を行う際に、統計解析用のR言語というプログラミング言語を使ったことから興味を持ちました。統計分析ソフトでこんなものが見えてくるのかという驚きと、ソフトで変数の値を入れる、変数を変更するという体験が初めてで面白く、どういう仕組みになっているのだろうと興味が湧きました。

― シーイーシーを選んだ理由を教えてください。

独立系のSIerということが一番の理由です。他社では特定の業種や業務に絞っていることが多いのですが、シーイーシーはさまざまな業種向けにシステム開発をしていると知り、幅広い経験ができそうなところに惹かれました。
なかでも決め手は、ホームページに中期経営計画が開示されていたことです。その内容に共感したというよりも、当時、自社のホームページに中期経営計画を載せている会社は少なく、そこが他社とは違っていました。開かれている、風通しが良い会社なのだろうなと感じて入社を決めました。

セキュリティサービス コンサルタント セキュリティサービス コンサルタント
私の仕事

若きプロジェクトリーダーとして真のニーズを引き出し、解決へ導く。

― 入社されて7年ですが、どのような業務に携わってこられたのでしょうか?

入社後は、スマートフォンアプリで操作や会話ができるコミュニケーションロボットの、アプリ開発に関わっていました。
その後、ビッグデータを扱うプロジェクトに異動となり、それから2、3年は開発担当としてクラウドサービスを使った大量分析処理やAPI構築に携わりました。直近2年間は自動車メーカー向けのシステム開発プロジェクトのリーダーとして、要件定義など上流工程を含めた全工程に携わっています。

― 入社後、すぐに開発に携わるというのは、難しかったのではないでしょうか?

最初はアプリの文字修正のような小さなところから始まり、修正やテストの方法など教えてもらいながら、自分でも勉強を続けて徐々にステップアップしていきました。
クラウドサービスを使った大量分析処理やAPI構築の開発は、四苦八苦という状況で経験豊富な方の隣で教わりながら少しずつ前に進むという感じでしたが、年齢が近いメンター的な方もいましたので、いろいろ相談していました。当時の開発では自力で解決することはなかなか難しいので、ここまでは自分で調べる、ここからは聞くという見極めが大事でしたね。

― 仕事をする上で求められるものは何だとお考えですか?

お客様が何をしたいのか真の目的を理解することです。最近あったことですが、当初お客様からはセットするデータを変える、という単純な指示をいただいていました。その際に、上司のアドバイスから「どうしてデータを変えるのか?」という風に掘り下げて確認すると、実際は表の見た目を変えたい、という目的が見えてきました。結果的に、当初の想定していた対応だけでなくその目的に合った方法を新たに提案する必要が出てきたことから、言われたことをそのままやるのではなく、真の目的を理解することが重要だと学びました。

仕事のやりがい、シーイーシーの魅力

手厚い教育支援で、
知識と刺激を得られる環境。

― シーイーシーの良いところを教えてください。

学びやすい環境です。会社で推奨している資格があり、その資格取得にかかる受験料は3回まで会社が負担してくれます。資格によっては合格一時金も支給されますので、高いモチベーションで学べます。
ほかにはセミナーへの参加も推奨されていて、東京開催のセミナーにも勤務地の名古屋から何度も参加しました。上司から「こういうセミナーがあるから受けてみたら」と勧められることもあります。最近では東京で3日間開催されたAWS関連のセミナーに参加しましたが、かなり業務に役立っています。ほかの参加者からも刺激をもらえましたし、若い女性も多くて交流できたので行って良かったですね。

― 仕事でワクワクすることを教えてください。

自動車の整備記録や運行データをグラフ化するシステムの開発を担当していた時、試作システムのテストで、自動車販売店のスタッフとエンドユーザーのお客様から「これまで見えていなかった自動車の情報がひと目でわかる」と、評価いただいたときは嬉しかったです。
それから、書籍などで学んだ内容と自分の経験から得た知識が一致した時は面白く感じます。情報処理技術者試験やAWS認定などの資格試験の勉強を通して、自分の知識やスキルが正しいことを確認しながら、体系的に整理することで理解が深まり、応用が利くようになります。
実務経験を重ねることで、「こうすればうまくいくかも」と、改善点のあたりがつくようになり、体系的に理解できてくるとその精度が高まるのではないでしょうか。自分の予測が当たると「やった!」と嬉しくなります。

セキュリティサービス コンサルタント
私のこれからと目標

クラウドコンピューティングのアプリ、インフラ、セキュリティまでカバーできるオールラウンダーに。

― 今後のキャリアプランやチャレンジしていきたいことについてお聞かせください。

クラウドサービスの初期から開発に携わってきた経験を強みにしていきたいですね。クラウドサービスではインフラとアプリの境目が薄く、アプリ開発だけでなくインフラまで設計していくことが多いものです。その分野の知識を高めて、セキュリティを含めすべてを1人でできるオールラウンドなところまで行きたいですし、行く必要があると思っています。プロジェクトリーダーとの両立は簡単ではありませんが、すでにシステム設計のアーキテクトはできますし、今後も時間を見つけて勉強していくつもりです。

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学生へのメッセージ

どんどん機会を与えられるシーイーシーで、チャレンジしてほしい。

― 最後に学生さんへのメッセージをお願いします。

新しいことに興味を持ち、チャレンジできる人と一緒に仕事がしたいです。一から新しいものをつくり出すというのでなくても「こういう技術が出てきたから試してみよう」というのでも良いですし、あるいは改善し続けられる力のある人も魅力的です。特に私の部署はチャレンジする人なら、どんどん機会を与えられるところですので、やりがいがあります。ぜひチャレンジしてほしいです。