今後ますます需要が高まっていく
セキュリティエキスパートへのキャリアアップ

技術者になられた経緯と、前職でのお仕事について教えてください。

大学では政治学を学んでいましたが、就活時のインターンシップでプログラミングの業務を経験したことがきっかけで、開発の仕事に興味を持ちました。
大学卒業後は技術職としてSIerに就職し、Webサイトの制作やWebアプリケーションの開発に従事し、上流工程の要件定義から下流工程の運用保守まで、全工程を一気通貫で経験しました。

転職のきっかけと、シーイーシーを選んだ理由をお聞かせください。

前職で、開発したアプリケーションをリリースする前に、脆弱性診断を行っていました。その際に、見つかった脆弱性の悪用手法や対策などを自分なりに調べるうちに、セキュリティに関わる仕事がしたいと考えるようになりました。
転職活動を通して知ったのは、セキュリティへの関わり方はいろいろあるという点です。たとえば脆弱性診断やSOCサービス（※）、セキュリティコンサルティングなど、それぞれを専門的に行っている企業は多くあります。私は幅広い経験がしたいという希望がありましたので、より多角的なセキュリティ事業に従事できる会社を探していました。当社はセキュリティ業務の経験がなくても問題なかったことや、さまざまな業界の方との関わりが持てるSIerでしたので、それが入社の決め手です。

（※）SOC　セキュリティオペレーションセンターの略／サイバー攻撃の検知や分析を行い、対策を講じる専門組織のこと

私の仕事お客様の環境を守るSOC業務には
信頼関係の構築が不可欠

現在のポジションとお仕事内容について教えてください。

入社から現在まで4年間にわたりSOCチームに所属し、セキュリティアナリストという立場で業務を行っています。
主な業務内容は、セキュリティ製品のログを監視し、その中で不審なサイバー攻撃の兆候や、ウイルス感染の疑われる挙動などがあった際に解析・報告をすることが中心です。そのほかにも、SOCの導入支援なども業務の一つになります。

前職もSIerにお勤めでしたが、シーイーシーに入社して仕事への取り組み方など変わったことはありますか。

前職では開発業務をメインとしていましたが、今は日々の運用がメインとなりました。そのため毎月の定例会などでお客様とコミュニケーションを取る機会が増えています。お客様と密接に関わる機会が増えたことで、しっかりとお客様との信頼関係を築けている点は、前職との大きな違いだと感じています。

私のこれからと目標コンサルタント的な立場として
幅広いフェーズや領域をカバーしたい

サイバーセキュリティの分野は日々進化しているため、最新の情報や最新の技術を身につけていく必要があります。身につけた知識や経験をもとに、お客様のセキュリティ環境をより良くするためのトータルサポートができるような人材になりたいです。
そして現代社会ではIoTの拡大に伴い、自動車や医療などの多種多様な分野でセキュリティが重要視されています。今後はIoTの領域についても知識を身につけ、顧客の幅を広げていきたいと考えています。